●ENDLESS WAY_SinのThis is Blues

ENDLESS WAY

2011年09月03日 12:03

SinThis is Blues_Vol.02


みなさんいかがお過ごしでしょうか
ENDLESS WAY SINです 
ブルースギタリストのネタ元をちらっと 紹介できればと思っとります 
よろしければお付き合いください


さっそく「Honky tonk」という曲ご存知でしょうか 
かなり古い曲ですが 
ハモンドオルガン奏者 Bill Doggettによるインストのヒットナンバーであります

そしてそこでギターを弾くBilly Butler
今回のThis Is Bluesです


とにかくそのセンスの良さ(何を基準にといわないでね)
故Cornel Dupureeも彼の大ファンであったようですな 
Steve Gaddとのバンドでこの曲やってます


また
Robert Jr Lockwood
1974年のLive盤Blues Live」で共演の
Aces Luis Myersによる演奏にしても

Billy Butlerに敬意を払うかのように 
表情は違いますが フレーズを忠実にやっとります 


この曲は普通に12小節のブルース進行(キーF 図1参照)で 3コーラス目からギターBilly Butlerのメロディが始まります。 

グリッサンドと  いやらしいほどのチョーキング 
ドミナントからサブドミにいくダブルストップフレーズ 
11から12Barトニックからターンアラウンドでのトレモロ 

どれをとってもゴージャスなのだが、
次の4コーラス目の1、2小節目のフレーズ(Tab譜 参照) 
トニック~ サブドミへの アルペジオフレーズで 
三連のアタマの音が1小節目はトニックのmajor3rd
2小節目はサブドミの♭7th(トニックからみるとminer3rd)
ここで ひとさし指を半音ずらすだけで トニックとサブドミのコード感を表している 

こ、こ、これなんです!

このトニックからみて長3短3のⅠ Ⅳコード上 コード分解アルペジオフレーズ 
ストックしておくと セッションで使えまっせ !

他にも この曲において素晴らしい部分が多々あるが 
特に、この部分。この部分は 
これぞ This Is Blues である!


ではまた!

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