●Ogurix talk 「It’s only Rock’n rollな夜」

ENDLESS WAY

2014年03月10日 22:27

Ogurix Talk

「It’s only Rock’n rollな夜」

行ってきました!東京ドーム!
8年ぶりに来日を果たしたローリングストーンズ。
自他共に認めるストーンズフリークのhide kidは、忙しい仕事をやりくりして、
諏訪~東京に乗り込んだ。
俺とYazi、そしてどうしても都合がつかずに断念したSinに代わって参加した兄のJohnny-K含む(ほぼ)ENDLESS WAY揃って出向いたのは、
最終日の3月6日。

事前の打ち合わせで、予約した新宿のホテルに各自チェックインしてロビーに3時半頃集合。
となっていたはずが、その時間ホテルにいたのは、俺とhide kidとJohnny-K。
Yaziは、と言うと近くの蕎麦屋でそばをつまみにビール飲んでました。意味がわからん。

Yaziがチェックインするのをコーヒーショップで待つ3人。
ようやく合流したYaziの肩には着替え等一式入ったショルダーバッグが。
何故ホテルに置いてこない?
「いや、途中で缶ビール買って持ち込もうと思って」
「そんなもん、入口の手荷物チェックでバレるに決まってんだろーが」
浅はかなアイデアは即効で却下となり、となるとライブ会場にそんなカバン邪魔なだけ、と駅のコインロッカーに無駄な300円使って預けることにしたYazi。意味がわからん。

水道橋までの電車内で、Yaziがオペラグラスをカバンごとロッカーに入れてしまったことに気づく。
面白すぎるぞ、Yazi。

グッズ購入を念頭にかなり早めに着いた東京ドーム。
しかし、開演3時間近く前にもかかわらずグッズ売り場には既に長蛇の列。
しかもこの日の東京は、寒波の影響で長野に負けないくらいの寒さ。
あっさり諦めたオヤジたちはさっさと入場ゲートをくぐる。

ぴあのチケット抽選で俺が引き当てたS席に俺とhide kid。
S席と言ってもスタンド1階席。それでも、前から18列め、ステージ全体が良く見渡せるまあまあなポジション。

後からなんとか手に入れたチケットの残りふたりは果たしてどんな席だろうか?と話していたところにYaziから電話。
「おえ~、2階の後ろから7列目だ~」
それは、もう肉眼ではキースとロンウッドの見分けがつかない距離。残念、せめてオペラグラスがあったなら。
上田から新幹線に乗ってきたのに、今は新宿のコインロッカーの中にいるあのオペラグラスが。

ドーム内のグッズ売り場を覗いたり、ケンタッキーで腹を満たしたり、喫煙ブースで煙草ふかしたり、2階席からこっちに来て「おえ~、近くていいな~」と、嘆くYaziをからかったりしてるうちに、ようやく開演の時刻が近づく。

見渡せば、10代から60代(それ以上?)といった幅の広い客層にストーンズの強さを感じる。
目の前の席には、中学生くらいの少年と付き添いで来たらしきおばあちゃんのふたりが楽しそうにパンフレットを見ながら語らっている。なんか、いいね。

照明が落ち、いよいよその時が来た!
さあ、キース、今夜の1発目は?
「Jumpin’ Jack Flash」

カッコ良すぎるぞ!
スカジャンがやんちゃなオヤジに似合いすぎだぜ、キース!
カッティング1発で、場内の空気完全制圧。

スリムなミックが吠える。踊る。

ギター弾くのが嬉しくてたまらない感出しまくるロニー。

クールに、唯一無二のストーンズのビートを支配するチャーリー・ワッツ。

70だろうがバリバリに現役っぷりなステージだ。
「You got me Rockin’」「It’s only R&R」「Tumblin’ Dice」と、ノリノリが続いた後は、「Ruby Tuesday」で聴かせ、新曲の「Doom and Gloom」でまた飛ばす。
何故かスペシャルゲストとして布袋寅泰が登場、「Respectable」
横でひたすら羨ましがるhide kid。

「Honky Tonk Woman」で一旦ピークに達した後、「Slippin’ away」「Before they make me run」とキースの歌でガラッと空気を入れ替える。
さらに、ミック・テイラー交えての「Midnight Rumbler」が凄かった。ギタリスト3人の持ち味が存分に発揮された1曲だった。

その後は、もう会場のテンションずーっとMAX。
「Miss you」「Paint it black」「Gimme shelter」「Start me up」「Sympathy for the devil」「Brown sugar」
と、各年代の代表曲オンパレードで本編終了。

アンコール1発目は、ゴスペルコーラスも加わった「You can’t always get what you want」
そして、「Satisfaction」

全19曲、2時間。
派手な演出など一切無かったにも関わらず、全く飽きのこないステージをやりきったオヤジたち。恐るべし。

やっぱ、すげーわ。

新宿に帰り、適当な店でお疲れの乾杯。

圧巻のステージを目の当たりにし、我が身を振り返って色んなことを反省しつつ、気合いを新たに入れ直した(ほぼ)ENDLESS WAYの4人であった。



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