2013年10月22日
●ENDLESS WAY _ LIVE! REPORT
待ちに待った2年ぶりのライブを迎えた当日、
長野市内は台風の影響で昨晩からの激しい雨が午後になっても勢いを失くさないあいにくのコンディション。
その関係からか、30分遅れてスタートしたイベント。「CRAZY ROLL special」

長野の音楽シーンの盛況ぶりを伺わせる、個性もあり演奏力も高いバンドが次々とステージに立つ。
16バンドを1日でやらせちゃおう、というなかなか体力勝負のこのイベント、
ENDLESS WAYが自らのスタジオを立ち上げるまでリハーサルスタジオとして懇意にしていたRoca' Studioの5周年を祝うもの。
代表のMr.KOBAYASHI、 あちこちで乾杯しているのだろう、ENDLESS WAYが機材を搬入した夕方の時点でかなりご機嫌なご様子。
________________________________________
雨足がぱったりと止まった8時前、
いよいよENDLESS WAY登場。
活動再開後初の野外ライブでも、土砂降りの雨が彼らの出番に合わせるかのように青空を覗かせたことを思い出す。
1曲目は 「Midnight driver」
ビートのうねりを呼ぶリフから始まるナンバー、
徐々にスピード感を増していく構成が憎い。
一転して2曲目は直球でR&Rな 「HEY! HEY! HEY!」
「今、同じ時間を共有しているこの場所は魂の解放区なんだ」と歌い、
「わがままも気ままも少々羽目をはずすのも悪くない」と叫ぶOgurix
4人とも本当に楽しそうだ。

MCを挟んで3曲目は 「Hippies」
インタビューでOgurixが言っていた「Sinのギターで書く曲の幅が広がった」という部分がよくわかるナンバーだ。
イントロもAメロもサビも同じコードでありながら、耳で感じる場面は次々と変わっていくように感じる。
hide kidのベースが自由自在なビート感を演出していく。
ゴキゲンなナンバー。
4曲目はそのhide kidのベースラインから始まる「Acid flowers」
ビートルズフリークのOgurixの趣味丸出しなミディアムナンバー。
と思えば一転。5曲目にきて一気にギアを上げて 「Don't look back」
「いくら悔もうが、昨日は変えられない、結果なんて気の持ちようで結局なるようになるんだから、やりたいことをやりたいようにやったらいいんじゃない?」
そんな歌だ。
そして実際ステージでは4人の「愚かな男たち」が、やりたいことをやりたいようにやっている。痛快。
6曲目はなんとYaziのリードボーカルによる 「Feel so B.A.D」
メンバー曰く
「柳原イチ歌の上手いドラマー」
の本領発揮。重いビートを叩きながら堂々と歌い切った。
この曲も2つのコードを延々と繰り返しているだけなのに、聴いていて飽きることがない。
Sinのレスポールがこの曲に色んな表情を作り出しているからだ。
確かに今までには無かった曲調が増えるのがわかる。
Ogurixが今まで得意にしていた、メロディラインをかっちり決め込むスタイルでは、
これほどSinが自由にやれる隙間は無かったと思う。
相乗効果で、Ogurix自身の歌うメロディにも自由度が増した、と言えるかもしれない。
最後は唯一以前からあるナンバー 「What do you want it ?」
しかし、聴いた印象はかなり違ってきている。
なんというか、バンドの音がひとかたまりでこっちに来る迫力が増したというか。
ハードになった。しかし、決してうるさくなったわけではない。
________________________________________
「ようやく、バンドになってきた」
Ogurixが言っていたのは、こういうことか、と4人が出す音を聴いて納得した気がする。
楽器の頭数揃えて、曲を決めて、せーので音を出せば、それなりにバンドみたいな音にはなるだろう。
だが、そのメンバーでなければ成立しない。
そういう音を出すのがバンドというものだろう。
そうか、ENDLESS WAYはようやくバンドになったんだな。
そりゃあ、やってて楽しいだろうな、とステージ上の4人を見て改めて思った。

そして、そのバンドがこれからどんな音を作り上げていくのか。それを見届ける楽しみがこちらにはある。
3年目のENDLESS WAY
バンドとしちゃー、まだ始まったばかり。
これからだ。
Rockin’on NAGANO 渋谷陽一郎
長野市内は台風の影響で昨晩からの激しい雨が午後になっても勢いを失くさないあいにくのコンディション。
その関係からか、30分遅れてスタートしたイベント。「CRAZY ROLL special」

長野の音楽シーンの盛況ぶりを伺わせる、個性もあり演奏力も高いバンドが次々とステージに立つ。
16バンドを1日でやらせちゃおう、というなかなか体力勝負のこのイベント、
ENDLESS WAYが自らのスタジオを立ち上げるまでリハーサルスタジオとして懇意にしていたRoca' Studioの5周年を祝うもの。
代表のMr.KOBAYASHI、 あちこちで乾杯しているのだろう、ENDLESS WAYが機材を搬入した夕方の時点でかなりご機嫌なご様子。
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雨足がぱったりと止まった8時前、
いよいよENDLESS WAY登場。
活動再開後初の野外ライブでも、土砂降りの雨が彼らの出番に合わせるかのように青空を覗かせたことを思い出す。
1曲目は 「Midnight driver」
ビートのうねりを呼ぶリフから始まるナンバー、
徐々にスピード感を増していく構成が憎い。
一転して2曲目は直球でR&Rな 「HEY! HEY! HEY!」
「今、同じ時間を共有しているこの場所は魂の解放区なんだ」と歌い、
「わがままも気ままも少々羽目をはずすのも悪くない」と叫ぶOgurix
4人とも本当に楽しそうだ。

MCを挟んで3曲目は 「Hippies」
インタビューでOgurixが言っていた「Sinのギターで書く曲の幅が広がった」という部分がよくわかるナンバーだ。
イントロもAメロもサビも同じコードでありながら、耳で感じる場面は次々と変わっていくように感じる。
hide kidのベースが自由自在なビート感を演出していく。
ゴキゲンなナンバー。
4曲目はそのhide kidのベースラインから始まる「Acid flowers」
ビートルズフリークのOgurixの趣味丸出しなミディアムナンバー。
と思えば一転。5曲目にきて一気にギアを上げて 「Don't look back」
「いくら悔もうが、昨日は変えられない、結果なんて気の持ちようで結局なるようになるんだから、やりたいことをやりたいようにやったらいいんじゃない?」
そんな歌だ。
そして実際ステージでは4人の「愚かな男たち」が、やりたいことをやりたいようにやっている。痛快。
6曲目はなんとYaziのリードボーカルによる 「Feel so B.A.D」

「柳原イチ歌の上手いドラマー」
の本領発揮。重いビートを叩きながら堂々と歌い切った。
この曲も2つのコードを延々と繰り返しているだけなのに、聴いていて飽きることがない。
Sinのレスポールがこの曲に色んな表情を作り出しているからだ。
確かに今までには無かった曲調が増えるのがわかる。
Ogurixが今まで得意にしていた、メロディラインをかっちり決め込むスタイルでは、
これほどSinが自由にやれる隙間は無かったと思う。
相乗効果で、Ogurix自身の歌うメロディにも自由度が増した、と言えるかもしれない。
最後は唯一以前からあるナンバー 「What do you want it ?」
しかし、聴いた印象はかなり違ってきている。
なんというか、バンドの音がひとかたまりでこっちに来る迫力が増したというか。
ハードになった。しかし、決してうるさくなったわけではない。
________________________________________
「ようやく、バンドになってきた」
Ogurixが言っていたのは、こういうことか、と4人が出す音を聴いて納得した気がする。
楽器の頭数揃えて、曲を決めて、せーので音を出せば、それなりにバンドみたいな音にはなるだろう。
だが、そのメンバーでなければ成立しない。
そういう音を出すのがバンドというものだろう。
そうか、ENDLESS WAYはようやくバンドになったんだな。
そりゃあ、やってて楽しいだろうな、とステージ上の4人を見て改めて思った。

そして、そのバンドがこれからどんな音を作り上げていくのか。それを見届ける楽しみがこちらにはある。
3年目のENDLESS WAY
バンドとしちゃー、まだ始まったばかり。
これからだ。
Rockin’on NAGANO 渋谷陽一郎
Posted by ENDLESS WAY at 20:19│Comments(2)
│●[Rockin’ Dairy]
この記事へのコメント
ライブ拝見しました!
これまでにも何度かエンドレス様のライブには足を運ばせて頂きましたが
今回は「そこにあるもの」は変わらないのに まるで初めてのバンドのライブを見たような 新鮮な感動と興奮を味わわせて頂きました
進化し 更にパワーアップしたエンドレス様達の「音」に
なんもかも忘れて 心昂ぶらせた時間は
ビックリするぐらいにあっという間で もっともっと聴いていたかったです
Jはお気に入りのライブハウスだったのもあり
(大好きな音楽を楽しみながら酒も飲めるしタバコも吸える)
本当に楽しませて頂きました!
思えば 初めてsin様のブルース弾き語りライブを拝見したのも
東口時代のJでした
あの当時感じたsin様のブルース魂は そのままに
今や本当に良い意味で「ENDLESS WAYのGt&Vo」ですね
素敵なライブを有難うございました!
もう次回が楽しみです
これまでにも何度かエンドレス様のライブには足を運ばせて頂きましたが
今回は「そこにあるもの」は変わらないのに まるで初めてのバンドのライブを見たような 新鮮な感動と興奮を味わわせて頂きました
進化し 更にパワーアップしたエンドレス様達の「音」に
なんもかも忘れて 心昂ぶらせた時間は
ビックリするぐらいにあっという間で もっともっと聴いていたかったです
Jはお気に入りのライブハウスだったのもあり
(大好きな音楽を楽しみながら酒も飲めるしタバコも吸える)
本当に楽しませて頂きました!
思えば 初めてsin様のブルース弾き語りライブを拝見したのも
東口時代のJでした
あの当時感じたsin様のブルース魂は そのままに
今や本当に良い意味で「ENDLESS WAYのGt&Vo」ですね
素敵なライブを有難うございました!
もう次回が楽しみです
Posted by J woman at 2013年10月22日 21:29
J Woman 様
今まで何度も、我々のLIVEにお付き合いいただいてくださり、ありがとうございます!
そして、今回のステージを進化と受けとめてもらえたことは最高に嬉しい評価であります。
なかなか定期的にLIVEやれない分、やる時は前回とは違うものを、少しでも前回より上のレベルで表現することを自分たちに課してステージに向かってきたつもりです。
そしてこれからも、その志は失くさないでいけたらな、と思ってます。
今後とも我々の活動を厳しく応援していただけます様お願いします!
今まで何度も、我々のLIVEにお付き合いいただいてくださり、ありがとうございます!
そして、今回のステージを進化と受けとめてもらえたことは最高に嬉しい評価であります。
なかなか定期的にLIVEやれない分、やる時は前回とは違うものを、少しでも前回より上のレベルで表現することを自分たちに課してステージに向かってきたつもりです。
そしてこれからも、その志は失くさないでいけたらな、と思ってます。
今後とも我々の活動を厳しく応援していただけます様お願いします!
Posted by ENDLESS WAY at 2013年10月23日 00:54
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