2013年09月12日
●Ogurix talk~番外・ドタバタ珍道中~
Yazi & Ogurix ドタバタ珍道中
猛暑の夏もようやく終わろうとしている
9月最初の土曜日。
朝からどんよりと重い雲に覆われた空の下、
Yaziの運転するワンボックス車(通称E.W号)は、
助手席にOgurixを乗せて、19号線を松本目指して
ひた走っていた。
Yaziが以前、PAスタッフの仕事をしていた頃の先輩から、
助っ人でイベントの照明として駆り出され、
更にYaziの助っ人でOgurix駆り出され、
みたいな....
E.W号のカーステ、CDが前から音飛びひどかったのが、とうとうご臨終。
「大丈夫だ、まだMDとカセットテープがある」
そう言って座席の後ろからがさごそケースを引っ張り出すYazi。
そのケースから取り出した1本のカセットのタイトルは。
[ゼキシーNew Year Concert]
30数年前、長野ミュージックシーンで圧倒的な存在感を放っていた
伝説のトリオ、[ゼキシー]
まだ中学生だったYaziとhide kidに多大な影響を与えたバンドだ。
そのバンドのライブをラジカセで録ったテープだな。
時間が一気に巻き戻される。
「懐かしぃ~!、でも音悪ぃ~!」
きゅるきゅるきゅるきゅる、テープ巻き戻すには時間かかるなー、おい。
ipodに数百曲が当たり前のご時勢に、きゅるきゅるきゅる。
Yaziがさんざん聴き込んだらしく、天然のフランジャー状態でしゅんわ~しゅんわ~。
あああ!いらいらする!MDだMD。
MDでツェッペリンのプレゼンス聴きながら、本日の段取り確認。
なんだかんだで、「やってみねーとわっかんねーな」とゆー結論。
松本に着き、遅めのランチ。ロースかつ定食、うまかった。
今日のイベントは、長野のインディーズプロレス団体
[信州プロレス]を率いる、グレート無茶氏主催による
「無茶フェス」
インディーズとは言え、メインイベントには藤波辰巳、
長州力、初代タイガーマスクという豪華なメンツがリングに上がる本格的なものだ。
(他にもグレートカブキ、豊田真奈美も参戦)
松本総合体育館内に特設リングとリングへの花道、さらに
花道の登場部分にスクリーンとゲートが組まれていく。
リングと花道を照らす照明の当たりを決め、ゲートに8発装備した
選手登場を盛り上げるフラッシュライトの位置と向きを決める。
リハーサルで場内暗転のタイミング、入場時のフラッシュのタイミングなどの確認。
オープニングアクトで、地元アイドルや最近TVの物真似番組でよく見かける
B’Z稲葉のそっくりさんやら、(歌が、ね)
リッチミンCMソング歌ってる溝口倫子さんなどが、何曲かずつ歌うっつーことで、
それぞれのタイミングの確認。
あっとゆー間に閉館時刻の9時となり、慌ただしく外へ。
かなり強い雨が降る中、ホテルへ向かう車中で突然Yaziが
「あああ!着替え一式入ったカバン照明卓の足元に置いて来ちまったーーー!」
いくら涼しくなってきたとはいえ、体動かして汗だくである。汗だくビチョTである。
人の不幸は蜜の味。
「んんん、やっちゃん、
シャワー浴びてさっぱりしても、また明日それ着なくちゃだね~」
意地の悪いOgurixであった。
ホテルに着き、晩飯に繰り出す。
土砂降りの為、松本の夜ぶらつくこともせず、駅前の居酒屋へ。
カバン忘れるわ、飲み仲間いないわで初めはテンション低いYaziだったが、
大瓶1本空けた頃には調子上がってくる。
新曲のリズムパターンだのやっぱハモり大事だの、音楽談義に花が咲く。
「もう1本いいっすか、Ogurix」
どーせ、頼むくせに毎回聞いてくるYazi。
それでも、さすがにシラフひとり相手じゃーいつものようにがぶがぶ行けず、
「hide kid、今から松本来ねえかな?」
飲み仲間が恋しいYaziであった。
食うだけ食って腹一杯になったOgurixを襲う睡魔。
ちらちら3本目のタイミングを伺うYazi。
もう、シャワーとベッドしか興味がないOgurix。
注文呼び出しのボタンがOgurix側にあるため、こっそり押すことが出来ず
2本目をちびちび飲む作戦に変更するYazi
非情にも残りのビールの一気飲みを強要するOgurix
明日も早いため、しぶしぶ清算に応ずるYaziであった。
ホテル自販機で缶チューハイを買う、飲み足りなさMAXのYazi
「おぐりちゃ~ん、明日なんだけどさ~」
とかなんとか言う声を遠くに聞きながら夢の国へと旅立つOgurix
「おえ~、もう寝ちまったんかい?」
「ZZZZzzzz」
一夜明けたら東京はお祭り騒ぎであった。
ロンドンの開閉会式を超えるのは難しいだろうけど、
世界に恥ずかしくないやつ見せてもらいてーもんだね。
演出誰やんのかな?蜷川幸雄あたりか?坂東玉三郎とかね。
攻めてほしいよね、とにかく。
ま、2020年の心配より、今日の心配せねば。
モーニングふたりで食べて、出発!
で、いい加減長くなったので...
イベントは大盛況で幕を閉じ、
照明チームのコンビネーションも阿吽の呼吸ってやつでバッチリ!
人生初の生プロレスを楽しむ余裕まであり、きっちり仕事させていただきました。
_______________________________________
さぁ~て、裏方仕事の次はいよいよ表舞台。

前回、hide kidが告知してくれてましたが、
10月20日(日)およそ2年ぶりのLIVEやります。
Our Studio 「7th HEAVEN」が出来る前は
リハでずっと使わせてもらってた「ロカスタ」の
5周年記念っつーことでね、盛り上げちゃいましょー!と、
生きのいい新曲ズラっと並べてやっちゃいます。
かなりのバンド数で、まだ出番等決まってませんが、
詳細決まり次第お知らせいたします。

9月最初の土曜日。
朝からどんよりと重い雲に覆われた空の下、
Yaziの運転するワンボックス車(通称E.W号)は、
助手席にOgurixを乗せて、19号線を松本目指して
ひた走っていた。
Yaziが以前、PAスタッフの仕事をしていた頃の先輩から、
助っ人でイベントの照明として駆り出され、
更にYaziの助っ人でOgurix駆り出され、
みたいな....
E.W号のカーステ、CDが前から音飛びひどかったのが、とうとうご臨終。
「大丈夫だ、まだMDとカセットテープがある」
そう言って座席の後ろからがさごそケースを引っ張り出すYazi。
そのケースから取り出した1本のカセットのタイトルは。
[ゼキシーNew Year Concert]
30数年前、長野ミュージックシーンで圧倒的な存在感を放っていた
伝説のトリオ、[ゼキシー]
まだ中学生だったYaziとhide kidに多大な影響を与えたバンドだ。
そのバンドのライブをラジカセで録ったテープだな。
時間が一気に巻き戻される。
「懐かしぃ~!、でも音悪ぃ~!」
きゅるきゅるきゅるきゅる、テープ巻き戻すには時間かかるなー、おい。
ipodに数百曲が当たり前のご時勢に、きゅるきゅるきゅる。
Yaziがさんざん聴き込んだらしく、天然のフランジャー状態でしゅんわ~しゅんわ~。
あああ!いらいらする!MDだMD。
MDでツェッペリンのプレゼンス聴きながら、本日の段取り確認。
なんだかんだで、「やってみねーとわっかんねーな」とゆー結論。
松本に着き、遅めのランチ。ロースかつ定食、うまかった。

[信州プロレス]を率いる、グレート無茶氏主催による
「無茶フェス」
インディーズとは言え、メインイベントには藤波辰巳、
長州力、初代タイガーマスクという豪華なメンツがリングに上がる本格的なものだ。
(他にもグレートカブキ、豊田真奈美も参戦)
松本総合体育館内に特設リングとリングへの花道、さらに
花道の登場部分にスクリーンとゲートが組まれていく。
リングと花道を照らす照明の当たりを決め、ゲートに8発装備した
選手登場を盛り上げるフラッシュライトの位置と向きを決める。
リハーサルで場内暗転のタイミング、入場時のフラッシュのタイミングなどの確認。
オープニングアクトで、地元アイドルや最近TVの物真似番組でよく見かける
B’Z稲葉のそっくりさんやら、(歌が、ね)
リッチミンCMソング歌ってる溝口倫子さんなどが、何曲かずつ歌うっつーことで、
それぞれのタイミングの確認。
あっとゆー間に閉館時刻の9時となり、慌ただしく外へ。
かなり強い雨が降る中、ホテルへ向かう車中で突然Yaziが
「あああ!着替え一式入ったカバン照明卓の足元に置いて来ちまったーーー!」
いくら涼しくなってきたとはいえ、体動かして汗だくである。汗だくビチョTである。
人の不幸は蜜の味。
「んんん、やっちゃん、
シャワー浴びてさっぱりしても、また明日それ着なくちゃだね~」
意地の悪いOgurixであった。
ホテルに着き、晩飯に繰り出す。
土砂降りの為、松本の夜ぶらつくこともせず、駅前の居酒屋へ。
カバン忘れるわ、飲み仲間いないわで初めはテンション低いYaziだったが、
大瓶1本空けた頃には調子上がってくる。
新曲のリズムパターンだのやっぱハモり大事だの、音楽談義に花が咲く。
「もう1本いいっすか、Ogurix」
どーせ、頼むくせに毎回聞いてくるYazi。
それでも、さすがにシラフひとり相手じゃーいつものようにがぶがぶ行けず、
「hide kid、今から松本来ねえかな?」
飲み仲間が恋しいYaziであった。
食うだけ食って腹一杯になったOgurixを襲う睡魔。
ちらちら3本目のタイミングを伺うYazi。
もう、シャワーとベッドしか興味がないOgurix。
注文呼び出しのボタンがOgurix側にあるため、こっそり押すことが出来ず
2本目をちびちび飲む作戦に変更するYazi
非情にも残りのビールの一気飲みを強要するOgurix
明日も早いため、しぶしぶ清算に応ずるYaziであった。
ホテル自販機で缶チューハイを買う、飲み足りなさMAXのYazi
「おぐりちゃ~ん、明日なんだけどさ~」
とかなんとか言う声を遠くに聞きながら夢の国へと旅立つOgurix
「おえ~、もう寝ちまったんかい?」
「ZZZZzzzz」
一夜明けたら東京はお祭り騒ぎであった。
ロンドンの開閉会式を超えるのは難しいだろうけど、
世界に恥ずかしくないやつ見せてもらいてーもんだね。
演出誰やんのかな?蜷川幸雄あたりか?坂東玉三郎とかね。
攻めてほしいよね、とにかく。
ま、2020年の心配より、今日の心配せねば。
モーニングふたりで食べて、出発!
で、いい加減長くなったので...
イベントは大盛況で幕を閉じ、
照明チームのコンビネーションも阿吽の呼吸ってやつでバッチリ!
人生初の生プロレスを楽しむ余裕まであり、きっちり仕事させていただきました。
_______________________________________
さぁ~て、裏方仕事の次はいよいよ表舞台。

前回、hide kidが告知してくれてましたが、
10月20日(日)およそ2年ぶりのLIVEやります。
Our Studio 「7th HEAVEN」が出来る前は
リハでずっと使わせてもらってた「ロカスタ」の
5周年記念っつーことでね、盛り上げちゃいましょー!と、
生きのいい新曲ズラっと並べてやっちゃいます。
かなりのバンド数で、まだ出番等決まってませんが、
詳細決まり次第お知らせいたします。
●Ogurix talk 「そこんとこ、ヨロシク」
●Ogurix talk 「It’s only Rock’n rollな夜」
●Ogurix talk ロックな映画のハナシ
●Ogurix talk ~読書日記~
●風呂釜騒動記 -完結篇-
●風呂釜騒動記 -中篇-
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Posted by ENDLESS WAY at 16:01│Comments(1)
│●Ogurix Talk
この記事へのコメント
2年ぶりのLIVEですか。気合が入り楽しみですね~聞きに行ってみようかな。頑張ってる様子が見たいですね。
Posted by コンソメ at 2013年09月14日 08:26
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